咬み合わせを重視した舌側矯正治療の解説

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咬み合わせを重視した舌側矯正治療

咬み合わせを重視した舌側矯正治療

咬合器について

パナデントPHC咬合器

お一人お一人の咬み合わせと顎の動きを、歯型を使って正確に再現するために、全患者様に歯型をいただいて、最新の咬合器で咬み合わせを診断します。
正確な歯型をいただいて正確な位置につけることで、皆様の現在の咬み合わせの状況を正確に再現する事が出来ます。
理想的な咬み合わせを作りだす為にとても重要な事なので、現在の咬み合わせを正確に把握させていただけるまできちんと検査を行います。(検査の詳細は|舌側矯正治療開始前の診断について|をご参照ください。)


当院が採用している パナデント社製咬合器PCH

咬合器は模型上で顎運動や咬合の様々な位置を再現する事ができる器械です。
「パナデント」は下顎の運動要素の一部分を再現する事が可能な半調節性咬合器と呼ばれるものです。
下顎の運動の検査における患者様のご負担をよく考えた上で、当院では半調節性咬合器を選択しています。

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Kavo(カボ)proter 7th

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開始前の診断について

フェイスボウトランスファー

フェイスボウトランスファーとは、頭の骨に対する上顎の位置を正確に咬合器につけるために行います。
これを行って、咬み合わせや顎の動きを再現し、診断させていただきます。

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フェイスボウトランスファーを使用して、上顎の歯型を咬合器に付着(つける)しています。
当院には矯正歯科専門の技工士が常駐しており、迅速に対応できるようになっております。

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下顎の位置を審査する

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上顎に対して下顎の理想的な位置を正確に審査します。

矯正治療後に、下顎の動きがストレスなく、自由にできるよう、咬合器に再現します。現在の下顎の位置とは多少異なることが多いと言われています(一致する場合もあります)

中心位と言われるもので、全ての筋肉とじん帯のバランスがとれた負担のかからない下顎の位置です。



下顎の運動記録を取る(アキシパスレコーダーによる下顎の運動の記録)

下顎を前方や側方(右側や左側)の方に動かしていきながら、下顎の運動の記録を正確に取っていきます。

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下顎の運動の記録を取ることは、咬み合わせの機能を分析するためには非常に大切です。
咬み合わせによって、噛むことの機能に問題がないかどうか、そして矯正治療後に、治療開始前よりも、もっとよく噛むことができるようになるために、どう矯正治療を進めていけばよいかの分析です。
この検査によって、下顎の動きの範囲に制限があったり、反対に過剰すぎないか、動き始めたときの顎の左右のぶれの程度が大きすぎないか、下顎の運動自体の方向の角度を計測します。
その結果、個々にまったく違う、下顎本来の動きを把握し、その動きに合わせた矯正治療が可能となります。

レントゲン写真撮影

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検査終了後にお写真をいただきます。
お写真をいただいた後に装置をきれいに取り外していきます。取り外し作業が終わった後にレントゲンをいただきます。
下顎の形態、左右のずれなどを正面から確認する為のものです。

これで、やっと検査が終了となります。
これまでの検査でいただいた資料を元にして、患者様にとって負担のかからない理想的な咬み合わせを咬合器に再現していきます。
現在の咬み合わせと比較して、どの様に矯正治療を行うべきかを決定していき、予測模型(矯正治療後の咬み合わせを予測したものです) を作っていきます。

顎の関節のレントゲン撮影

モンジーニ・プレッチという顎関節の撮影専用の機械を使用します。的確に顎関節の異常を発見します。(形態や位置の異常)

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矯正装置の取付について

予測模型(セットアップ)

予測模型(セットアップ)とは、現在の咬み合わせの歯型の模型から、一つずつ歯を切り出して、理想的な歯並びに並べて、模型上で再現したものです。矯正治療後の歯並びを患者の皆様に確認していただくことが出来ます。
矯正治療方針の確認をきちんと行う為にもとても必要です。舌側矯正(裏側の矯正)の場合にはこの模型を使って、矯正装置を作っていきます。装置については、|咬合器について|もご参照ください。

歯の傾斜角度(トルク)

患者様お一人お一人に相応しい傾斜角度を付与しています。
トルクコントロールが重要な理由として、前歯を奥に引っ込めたい症例等は特に、前歯を引っ張ると、根はついてこないで、歯の部分だけが内側に倒れてしまうことがあります。そういった動きを事前に予測して防ぐ意味もあります。

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予測模型上で矯正装置を制作

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出来上がった予測模型上で矯正装置を制作しています。
一人一人異なるものを制作しています。







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  • 患者様お一人お一人の予測模型に矯正装置がポジショニング(位置づけ)された様子です。 理想的な咬み合わせを再現した予測模型に沿って矯正装置がポジショニングされる事で、現在の咬み合わせを理想的な咬み合わせに導いていきます。装置選びに関しましては、それぞれの患者様の歯並びに合った装置をご提案させていただきますので、お任せ下さい。

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  • 当院では矯正装置を付ける際にインダイレクトボンディング法を採用しております。インダイレクトボンディング法は矯正装置を予測模型上で作成しております。患者様お一人お一人に合ったカスタムメイドとなっておりますので、その技工作業に約1ヶ月程お時間を頂いております。
  • 特に、舌側矯正では矯正装置の正確な装着が不可欠とされております。予測模型上で行った矯正装置ブラケット)の位置付けが正確にお口の中でも再現ができ(トランスファートレーを使う事で可能になります)、矯正装置付けのお時間も大幅に短縮する事ができます。ブラケットが外れてしまうこと(脱離)を高確率で予防する事ができます。まれにあるブラケットの脱離にも、素早く対応する事が出来ます。

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装置の取付

いよいよ装置付けです!片側の顎で約1時間を予定しています。

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上記記事は、
赤羽矯正歯科
東京都北区赤羽2-49-7 山陽ビル3F
TEL:03-3903-0053
からの情報発信です。この記事を見て通院したいなと思う方は、以下をクリックしてください。
http://www.akabane-kyosei.com/


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