歯が動いてしまう仕組みの解説
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歯が動いてしまう仕組み
歯が動いてしまう仕組み
最近評判の審美歯科ですが、美しさと健康を両立できるという点から口コミで人気となり歯列矯正を希望される方は増えてきています。しかし、中には矯正したいけれどもどんな方法か分からないので不安、という方も多いようです。
こちらでは、歯列矯正で歯が動く仕組みについてご紹介します。
歯根膜とは
歯が動く仕組みには、歯根膜が大きな役割を果たしています。歯の下には土台となる歯槽骨(しそうこつ)という骨があります。歯槽骨の上に歯茎が堤防のように築かれ、歯を支えていますが、歯槽骨と歯の間にあるのが歯根膜です。歯根膜は厚さ1mmにも満たない薄い膜です。
歯根膜の働き
歯根膜の働きはいくつかあります。まず歯と歯槽骨を結び付け固定する役割です。歯根膜がなければ歯は歯槽骨の上に乗っているだけの不安定なものになります。また、歯根膜は歯にかかる衝撃を吸収するクッションの役割も果たしています。
人間の噛む力は通常40~60kgと言われています。つまり、40~60kgの重さを持ち上げられる力を出すことができます。ちなみに地球上の生物で最も噛む力が強いのはナイルワニで約2200kg、この力はティラノサウルスにも匹敵している可能性があるそうです。
歯が動く?
歯根膜は歯の移動にも大きな役割を果たしています。この働きは歯列矯正にも利用されていますが、歯根膜に緩やかな圧力を欠けることによって、歯根膜は一方が圧迫され反対側が引っ張られることになります。
歯根膜は一定の厚さを保とうとするため、移動が可能になるように破骨細胞という歯槽骨を破壊する細胞を作りだし、圧迫されている側の歯槽骨を破壊、圧がかからないようにします。
逆に反対側には造骨細胞を作り出し歯槽骨を新しく作りだすことで歯が安定するようにします。このメカニズムによって歯が動きますが、スピードは1ヶ月に0.5~1mm程度です。
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